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音楽療法とは

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音楽療法とは、音楽の心拍・リズム同調作用、リラクゼーションなどを通してセラピーを行うことです。

音楽療法でリラックスしてみませんか?


音楽療法は、主に下記の2つの作用で働きかけます。

  1. 音楽の同調作用=>音楽の物理的な振動=リズムと特に心拍数が同調することで、心拍がリラックス。(アイソ原理)
  2. 情動を動かす精神的作用=>情動が動けば、ホルモンが動く。


 

一般的に聞かれている大部分の音楽は、音楽療法には適しません。


音楽療法には、テンポの速い音楽や複雑なメロディーは適しません。

また、言語・歌詞のある音楽も酷使しがちな左脳を休ませることができないので、音楽療法には適しません。

主な目的が、セラピー/癒し/リラクゼーションだからです。


つまり、POPミュージックなどの9割以上の音楽は音楽療法には不適格です。


音楽療法はセラピー(療法)ですから、セラピープランも必要となります。

さらに、音楽療法を効果的にするには、本来は音楽療法士が担う音楽療法の知識と経験も必要ではないでしょうか?

音楽療法専門店のQLE.co.jpでは、【 音楽療法 】ガイドと【 セラピープラン 】を特別に無料サービスしています!

音楽療法とは

音楽療法はリラクゼーションなどの目的に音楽を活用することです。
従って、娯楽を目的とした通常の音楽鑑賞とは違います。



1.音楽療法 目的の違い:

普通の音楽は、娯楽や鑑賞の目的で作られています。

音楽療法は、脳力アップやリラクゼーションなどの特定の目的に合わせて作られています。

2.音楽療法 理論的 科学的根拠:

音楽のリズムやテンポが心拍数などに影響を与えることは科学的に立証されています。

「最近はやりのバイオテクノロジーでは、植物にも音楽を聴かせることが試みられています。

その結果、音楽を聴くと、植物は生育が速くなり、野菜などの収穫量が増えることがわかってきました。

研究者の話では、葉の裏側にある気孔の細胞が、音楽に反応するために、成長が速まるのだと言います。・・・

ですから音楽が人間に及ぼす作用にも2種類あると考えていいでしょう。・・・


つまり、音楽の心理的作用であり、もう一つは私たちのからだが細胞のレベルで音楽を聴く作用、つまり音楽の生理的作用です。」(「こころに効く音楽」、村井靖児 国立音楽大学教授・精神科医)

3.音楽療法 歴史&実証:

欧米では、40年以上に亘り音楽をメンタルヘルスの問題などに利用してきました。

弊社では、理論的裏付けのない商品は販売しておりません。

例えば、インナーピース音楽CD USAは、音符と音符との間の「マ」を大切にしています。

野球解説者の故竹上さんは生前にバッテイングにも「マ」が大切だと解説していました。

つまり、1、2、3で打つのではなく、1、2、の、3で打つようにすると「マ」が取れバッテイングに余裕が出るそうです。

音楽にも同じことが言えるのではないでしょうか?音楽に「マ」を入れることで、余裕がでる。平常心が保てる?リラックスできる?

4. 音楽療法 要点抜粋

下記は音楽療法の専門書からの要点抜粋です。

「音楽療法入門, Davis, Gfeller, Thaut, Mc-Graw-Hill, 1999」からの抜粋


1.音楽療法の歴史:

アメリカでは、1950年にNAMT(National Assosiation for Music Therapy/音楽療法のための全国協会)、 1971年にはNAMTとは別のAAMT(American Association for Music Therapy/音楽療法のためのアメリカ協会)が設立され、 1998年には、この二つの団体がAAMT(American Music Therapy Association/アメリカ音楽療法協会)に統一されました。

NAMTは、1956年にRMT(公認音楽療法士/Registered Music Therapist)という協会公認資格を制定しました。

現在は、全米で5000人以上の音楽療法士が、病院、クリニック、デイケア施設、学校、メンタルヘルスセンター、薬物乱用者施設、ナーシングホーム、ホスピス、リハビリセンター、その他関連施設や個人開業として働いています。

2.音楽療法の定義:

音楽療法とは、精神的並びに肉体的健康の回復、維持、向上といった治療目的を達成するために音楽を使用することである。」

3.音楽療法の現状:

・「音楽療法は、現在痛みのコントロール、ストレス・マネジメント、幼児への刺激、大人のデイケア、ナーシングホーム、 厚生プログラム、出産、刑務所、そして医療に使われています。」

・「1998年のAMTAの調査では、音楽療法士がお世話した主な層は下記の通りです。



約40%の音楽療法士は、ナーシングホームや他の施設で、メンタル障害、発達障害、または老人といったクライアントのお世話をしています。」

4.音楽療法士 文献からの引用:

・「ベンジャミン・ラッシュ医師/精神医/ペンシルベニア大学教授は、精神病の扱いに音楽の使用を強く主張しています。」(ページ20)

・「ジェームス・ウィットカー医師は、音楽の使用から最も効果が得られるのは、軽いメンタル病であり、一方肉体的病気並びにひどい精神的な悩みに音楽で対処することは、良くても一時的なものである。」 ・「リラックスすることで、気分転換的な音楽は、メンタルヘルスの向上とストレス軽減に貢献できます。」(ページ55)

・精神遅滞者の場合:

「精神遅滞者の場合には、最も機能的に低いレベルの人であっても、音楽は感情を動かす(情動的な)反応を誘い出し、記憶、会話、社会適応力、動作スキルを向上させたと音楽療法士達が注釈していました。」(ページ79)

「精神遅滞の場合には、音楽が会話のスキル、学業成績、動作スキルを向上した有力な刺激であることが判明しました。」(ページ79)

5.アメリカのナーシング・ホームでの音楽療法活用例:

下記のゴール・リストは、音楽療法がナーシング・ホームのご老人方に潜在的に有益になりうる幅広い可能性を示唆しています。

  1. 上下の両手両足の強さ、動き、動かす範囲の向上(Cotter 1959; Olson 1984; Weideman 1986)
  2. 社交性の促進(Bright 1972; clair 1996; Johnson 1990; Lipe 1991; Lord and Gardner 1993; Pollock and Namazi 1992; Roskman 1993; Wylie 1990)
  3. 長期記憶の刺激(Johnson 1990; Wylie 1990)
  4. 短期記憶並びに他の知覚能力の向上(困惑の減少、情報保持の向上)(Johnson 1990; Prickett and Moore 1991; Reigler 1980)
  5. 現実対処の向上(Bumanis and Yoder 1987; Smith-Marchese 1994; Reigler 1980)
  6. 自尊心の向上(Bright 1972; Clair 1996; Johnson 1990; McClosky, 1985)
  7. 言語・発声技術(スキル)の向上(Cotter 1959; Johnson 1990)
  8. 自己衛生の向上(Kurz 1960)
  9. 知覚訓練の強化(Wolfe 1983)
  10. 会話技術(スキル)の向上(Redinbaugh 1988)
  11. 不適切的順応行動の減少(Bright 1972; Byrne 1982; Johnson 1990; Olson 1984; Wylie 1990)
  12. アルツハイマー患者の動き並びに言語行動の向上(Clair 1996; Millard and Smith 1989)
  13. アルツハイマー患者の参加レベルの維持(Brotons and Pickette-Cooper 1994; Clair and Bernstein 1990; Milard and Smith 1989)
  14. 徘徊/さまよい歩きの減少(Fitsgerald-Cloutier 1993; Groene 1993)
  15. 情報呼び出しの援助(Lipe 1995; Smith 1986; Sambandham and Schirm 1995; Depperschmidt 1992; Prickett and Moore 1991; Aldridge and Aldridge 1992)
  16. 心的動揺の減少(Brontons and Pickett-Cooper 1996; Clair1996; Goddaer and Abraham 1994; Gerdner and Swanson 1993)


(p.136-p.137)


注釈)ここで言っている音楽とは、音楽療法士による生演奏であり、クライアント自らの楽器演奏による参加も含まれてします。従ってただの音楽CDを聴くこととは、音楽の質がかなり違います。



出処:「A Introduction to Music Therapy, Theory and Practice, William B. Davis, Ph.D., RMT, Kate E. Gfeller, Ph.D, RMT, Michael H. Thaut, Ph.D, RMT, McGraw-Hill College, 1999.」
「音楽療法入門、理論と実践、ウイリアム・デービス博士/公認音楽療法士、ケイト・グフラー博士/公認音楽療法士、マイケル・タウト博士/公認音楽療法士、McGraw-Hill College, 1999.」


結論:

● 近年、ストレスが免疫力を下げ、脳機能をも低下させ、さまざまな病気の引き金になることが解明されています。

さて、ストレスの伝達経路である脳 (視床下部 脳下垂体)−> @免疫細胞 ー> A自律神経は、音楽の伝達経路と同じです。

伝達経路が同じで、リラックスと快感をもたらす音楽療法がストレス対処に最適であることは自明の理ではないでしょうか?

ストレス対処に下記の音楽療法CDをお勧めいたします。


● 音楽の選択にお困りの方は、ご相談ください。


担当:一般健康管理士指導員 森田 洋 
updated on 1/15/2020

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