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音楽療法と医学

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こころのケアに音楽療法を試してみませんか?対処療法だけでは不十分?

 

現代医学の弱点:

みなさんご存知の通り、現代医学の発展には目覚しいものがあります。

今では、臓器だけではなく、手足の移植手術も行われています。

物理的なカラダの問題で言えば、現代医学で不可能なものはほとんどないのではないでしょうか?

こころのケア

ところが、人間にはこころがありますね。

「恋の病はお医者さんでも治せない。」の例えのように、対処療法、症状の緩和・鎮圧を基本とする現代医学は「こころのケア」「心理面」が苦手なようです。


というよりは、最近はデータ至上主義の傾向があり、検査で出ないものは「無いもの」と位置づけ、「異常なし」の判定を下します。

つまり、検査で出ないものは「何もしない」ということです。


そして、精神科へでも行かない限り、「こころ」の検査はしません。

従って、精神科以外の通常の病院は、「こころ」=精神面を無視して治療をしているということになります。

一方、アメリカでのデータでも日本の新聞報道でも、外来患者の6割以上がストレス性のものであると報じています。


にも関わらず、ストレス性=メンタル=こころの問題を無視して治療していては、6割以上の患者は治らないのではないでしょうか?

そうかといって、精神科にかかったとしても対処療法ではいかがなものでしょうか?


音楽/音は、耳から入るストレスと全く同じ経路で振動から電気信号に変換されて、まずは恐怖感を感じる小脳偏桃や自律神経を含む深部脳に直接伝達されます。

その後に、「人間脳」の思考をつかさどる意識レベルに視床下部を経由して届きます。

つまり、生命の維持が第一優先で、その後じっくり考えるという脳構造になっています。


従って、無意識・潜在意識のレベルで恐怖感や自律神経を網羅する深部脳を既存の伝達経路を活用して扱えるいわゆる「ノアの箱舟」的ツールです。

例えば、乳飲み子の母親は、寝ていても我が子の声だけを聞き分け、夜中でもその鳴き声で寝覚めます。

でも、それ以外の音ではほとんどの場合は気付きません。


つまり、「人間脳」が寝ている間でも「深部脳」は心臓の動き等々の自律神経の管理を含め、24時間365日休みなく働いています。

危険を察知し生命維持のいったんを担う聴覚=音も24時間365日休みなく「深部脳」に伝達され・適切に処理されます。

聴覚=音は、ストレスと同様に意識レベルと無意識レベルの両方に影響を及ぼします。


継続的なストレス=悪い癖・悪い習慣と考えると、音楽療法は、この悪い癖・悪い習慣を修正する最適なツールです。

従って、音楽療法はストレス対処に最適なツールです。



人間の脳は三重構造になっています。

1.爬虫類脳(延髄)=単純な生命維持=「最古の脳」=「深部脳」=無意識

2.哺乳類脳(自律神経を含む動物的機能)「古い脳」=「深部脳」=無意識=信念のレベル

3.人間脳(主に前頭葉)(大脳皮質)=「新しい脳」=「外側の脳」=意識下=思考のレベル


さて、1.爬虫類脳と2.哺乳類脳は、動物的本能なので、「象さん」にたとえられます。

3.人間脳は、考える葦=理性の役割を担当するので、「象使い」にたとえられます。


ストレスは、動物的本能である「象さん」をいらだたせます。

継続的・過度のストレスは、「象さん」の範疇である自律神経を乱し、ホルモンの分泌も乱します。

過度のストレスは、セロトニンの分泌を減少させ、セロトニンが減少するとうつ傾向になり、眠れなくなります。

眠れなくなると睡眠中に活発となる修復作業が滞り、健康が徐々に蝕まれるという構図です。


最低限この悪循環は止めるべきだと私は思います。

聴覚媒介の音楽療法は、快感+リラックス作用で直接「象さん」をなだめます。

メロディ中心の音楽療法は、耳から入るストレスの不快感+緊張を中和・相殺します。

聴覚は危険を知らせる音をキャッチする=生命維持のため、24時間365日休まず「象さん」に直結して必要な信号を送ります。


熟睡していても=無意識下で=変な音で「ドッキ」として目覚めたことはありませんか?

乳飲み子を持つ母親は、騒音の中でも熟睡しますが、赤ちゃんの鳴き声がすると飛び起きます。

これは、「象さん」=「深部脳」の仕業です。


無意識下=「深部脳」=人間脳を介さずに、「象さん」が認識してカラダが反応している現象です。

ストレスもこれと全く同じ現象です。

自分の身は自分で守った方が良いと思います。


さて、音楽は「こころ」に良く響く、「こころのビタミン剤」のようなものではないでしょうか?

音楽は自律神経に直接作用し、呼吸や心拍数などに影響を与えることが知られています。

さらに、良い音楽を聴くと気分が良くなりますね!

要するに、良い音楽は「こころ」「心理面」にプラスの影響を与えるのではないでしょうか?


仲のよかったM先輩が躁うつ病ー>心筋梗塞で若くして他界しました。

うつの薬は副作用が強いとお医者さんに聞いています。

精神系のお薬を長期間服用している患者さんは早死にしている人が多いような気がします。

私見ではありますが、心の問題は元を正せば自分で作り出したものです。

考え方、否定的、ネガティブー>陰系統のホルモンの分泌ー>負のスパイラル。


自ら創り出している負のスパイラルを放置したままで、薬で介入・妨害すれば、心臓に負担がかかるのではないでしょうか?

自ら創り出している負のスパイラルを断ち切りながら、お薬で陽に導くのが筋ではないでしょうか?

音楽療法と併用すべきだと思います。


結論:

● 医学の補助として音楽療法をオススメいたします。

現代医学は、即効性、緊急性に優れています。

ただし、慢性疾患や「こころの問題」には弱点があります。


一方、音楽療法は即効性には欠けますが、「こころの問題」やストレス性のものには有効ではないでしょうか?

私はこの二つを上手に組み合わせることで、突発性難聴や記憶障害などを克服いたしました。


お医者さんに行っても治らない場合やストレス性の問題の場合には、こころのケアが必要ではないでしょうか?

みなさまにも音楽療法をオススメいたします。


音楽療法は原子・分子のレベルで影響を与えます!


注)音楽療法は現代医学とはケンカいたしませんので、お薬を飲みながら、通院しながら併用ができます。

● 音楽の選択にお困りの方は、ご相談ください。


担当:一般健康管理士指導員 森田 洋 
updated on 1/14/2020

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