ネット・ビジネスのケース・スタディー

ある旅行代理店のケース

ネット・ビジネスに強くなりましょう。

ネット・ビジネスに苦しんでいる旅行代理店のケース・スタディーです！

先日、個人で旅行する際に、格安パッケージ・ツアーに申し込み、とんでもない経験をしました！

私は、個人で旅券を直接航空会社から買って、ホテルも個人で予約することが多いのですが、これだと団体特別料金割引が適用されません。

今回は、航空券がかなり高かったので、ネットで格安ツアーをさがしたところ、航空券の価格でパッケージツアー（航空券・ホテル代、空港-ホテル間の移動代）が買えました。

つまり、ホテル代と空港-ホテル間の移動代がうく計算です。具体的には１０万円以上の節約になります。

すべて、ネットで完結ということなので、安いのでそんなもんかと了承しました。

過去数回は、羽田空港を利用し、羽田の方が楽なので、成田のフライトを敬遠していました。

安いチケットなので、今回は成田空港です。

成田空港へ行くのは久しぶりです。

私の場合には、帰りはいつもリムジンバスですが、行きはスカイライナーか箱崎からリムジンバスかのいずれかです。

今回は、スカイライナーが速くなった、ネットで予約できるとのこと。

調べたところ、上野-成田間を約40分間とのことです。

ところが、ネット予約はペーパー・レス＝電子＝スマホのみです。

私は、スマホを持っていないので、上野駅で事前に予約・購入することにしました。

ただし、帰りはダメです。最近、インバウンドが増えており、成田駅でのチケット購入は混雑しているとのことです。

なので、帰りはリムジンバスにします。

------ ここで、スカイライナーを予約するには旅行代理店に質問する必要がでてきました。

つまり、何時間前の集合か？二時間前、三時間前、成田でチケットを受け取るのか、現地のどこでガイドとどのように？

成田で何か札・目印でも受け取るのか？

ネットの説明では、一週間前にメールで連絡するとのこと。

私の場合には、上野に予約・チケット購入する必要があり、別の用と一緒にしたかったので、電話して質問するつもりだった。

ところが、電話が全くつながらない。

一週間ほど、時間の空いた時に10回ぐらいは電話してみたが、「あとでおかけ直しください。」となり、こちらから連絡が取れませんでした。

この間、カナダの現地に別件でメールで質問したところ、3日以内に返事すると書いてありましたが、翌日に返事・回答をもらいました。

この旅行代理店はカナダよりも遠いい！

これで頭にきたので、必死に連絡方法を探し、3つほど電話番号を手に入れました。メルアドは見つかりませんでした！

片っ端から電話をし、ダメなので、最後に近所の実店舗に電話しました！

そしたら、ここは事務所なので、「・・・」「２時間前なのか、3時間前なのかわからなければ、スカイライナーの予約を取れない・・・」「どの電話番号ですか？」「これとこれとこれ・・・」最後に「ふざけるなこのやろう！」と言って電話を切りました。

そしたら、数時間後に私の携帯に電話をもらいました。（メルアドもある・掲載しているとのこと！どこに？必死に探したが見つからなかった！）

実店舗に電話した際に、「ｘｘと申しますが、・・」と言ったので、おそらく調べたのだと思います。

結論：ネット・ビジネスがわかっていない。片輪。

ネットとビジネスの両方を根元・根幹からわかっているマネジャーがいない。

これが私の結論です！

私はネット・ビジネスの実務経験が25年ほどあります。

この代理店はなんでこんな簡単なことができないのか？

電話番号の隣に、メルアドかフォーム・メールのリンクを付ければ、かなり改善できる！

私がやれば、30分もかからない！これは応急処置です！

もちろん、根本的に改善するには、改善・トヨタのカイゼン方式が必要なので、根本を抑えて、常に進歩・進化となります。

要するに、ネットの性質がわかっていない！

自分が何をやっているのかわかっていない。

おそらく、このマネージャーは旅行業はわかっている。

でも、コンピューター、サーバー、ＨＴＭＬの知識等々がわからない。

なので、つなげ方がお粗末！

ここをうまくつなげるには、ビジネスの知識とコンピューターの両方の知識に精通している必要があります。

私の得意分野です。

この旅行代理店は大手なので、100万円ぐらいのコンサル料が妥当だと思います。

なぜならば、少なくとも数億円の違いが出てくると思うからです！

私は、カリフォルニア大（ＵＣＲ）でＭＢＡを取得し、その後約10年間いくつかのブランド・マネッジメントに携わって来ました。

日常業務は山ほどありますので、「２・８　ニッパチ」といわれるように、2割か3割の時間・労力で、80～90％の成果を得ることが必要ではないでしょうか？

これには、まず主要因（キー・ファクター）を見つけ出し、それに全エネルギー集を中すると効率よく良い結果を有られます。