記憶のメカニズム:


人間の記憶のメカニズムとコンピューター:

・コンピューターは、人間の記憶のメカニズムを真似て作られたと言われています。

したがって、コンピューターのメモリー/記憶システムを思い浮かべてください。

みなさんご存知の通り、人間には短期記憶と長期記憶があります。

非常に短い間の記憶をワーキング・メモリー/超短期記憶と言います。

短期記憶の多くは、新皮質の前頭葉前部に一時的に保存されます。

短期記憶を長期記憶へ移動させるのは、主に情動を司る大脳辺緑系、すなわち海馬と小脳扁桃とのことです。

海馬が非情動的情報を、そして小脳扁桃が情動的情報を担当しています。



記憶の3タイプ

  • 聴覚記憶
  • 視覚記憶
  • 運動感覚記憶
1.聴覚記憶:
脳の新皮質の左側に保存されるとのことです。

「どこかで聞いたことがある」というのが、この聴覚記憶ですね。

2.視覚記憶:
脳の新皮質の右側に保存されるとのことです。

「どこかで見たことがある」というのが、この視覚記憶ですね。

3.運動感覚記憶:
新皮質の外側の小脳に保存されるそうです。

「スキーや自転車のりなど身体が覚えている」というのが、この運動感覚記憶ですね。

我々人間は、この3つの記憶を使いますが、それぞれ支配的に使う記憶が異なります。

約65%の人が、視覚記憶支配的。
約20%の人が、聴覚記憶支配的。
約15%の人が、運動感覚記憶支配的とのことです。


(アメリカのデータ) 出典:"Brain Longevity",Dharma Singh Khalsa, M.D., Warner Books, 1997.


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